飯田橋、駿河台下、連雀町、散歩

今日は用事があって飯田橋に行った。飯田橋の駅で降りたのなんて何十年ぶりだろう?
用事はあっけなく済んで、今日の仕事はそれで仕舞だったので、ぶらぶらと駅とは反対方向に歩き出す。金大中事件のホテルの角を左に曲がって神保町へ。極力、本には興味を示さないようにして、駿河台下の交差点を曲がってお茶の水駅の方向へ。しかし文庫川村の店構えは変わらんな。オレならココを重要文化財に指定するんだがな。でも、そんなことされたら迷惑かな…。

で、ふと、今日は金曜日であることに気がついて東京古書会館の古書展を「視察」する。ほぼ30年ぶり。新築されてからはもちろん初めての来訪である。若干、書架の間が狭くなったかな、いや、そんなこともないか。昔は2階だったから地下になって閉塞感があんのかな。岡麓さん*1の子規居士伝めっけ。あと、稲垣足穂さんの詩論、なだいなださんの詩集も同じ棚にあった。でも買わずに表に出る*2
なだいなだ、なだいなだ、いやだ、いやだ。
お茶の水丸善でトイレを借りて、聖橋際から旧交通博物館方面へ下りていく。
薮へ。酒、常温で一合。天ぬき。もう一合。もり一枚、もう一合。
夕刻の客が来始めたので、そば湯で酒をおしまいにして店を出る。
秋葉原駅前の公園で一服して地下鉄に乗り込む。

*1:ななくさを…

*2:しかし、古書の値段は上がってないな。気の毒になるほどだ。