おぎゃー

釈尊は生まれてすぐに「天上天下唯我独尊」と仰ったとか。生まれてすぐに発する音声と言えば日本語では「おぎゃー」である。それに深淵な意味などあろうはずもない。いまふと思いついたのだが、ヒトが発する言葉のなかに「オレがいちばんエラいのだ」というようなエゴイスティックな感情を嗅ぎ付けると、それはまるで赤ん坊が「おぎゃー」と言っているのと同じように感じてしまう…。エゴなど所詮はそのような幼稚な感情である、とこの寓話は言いたかったのではないかな、と思ったのである。
cf. 唯我独尊 - Wikipedia